印象派光の系譜より、モネ「睡蓮の池」
「印象派 光の系譜」 あべのハルカス美術館(2022.1/28~4/3)
内、59点が初来日というとんでもない展覧会でした。
しかもこのようなご時世によく海を渡ってきてくれたな、と(涙)
無事にお家に帰れますように!まあ、じゃないと大事件なんですがね!
日本の美術館って写真がNGな場合がほとんどなんですが、最近ちらほら一部のみ撮影可となっている場合が増えてきたように感じます。
此度の展覧会でもモネやルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、レッサーユリィのそうそうたるメンバーの計6点が撮影可に!
こういうのってどういう基準で選ばれているんですかね?
まずこの展覧会のメインビジュアルとしても選ばれているモネの睡蓮から紹介!
沢山ある睡蓮の連作の中でも、1907年に描かれた縦長のスタイルの睡蓮は同構図のものが全部で15作あるんですが、それが画家会心の出来といわれ、所謂”当たり年”なんて評されているんです。
ワインみたいですね(笑)
睡蓮はもちろんのこと、水面に映る樹々や雲までもが瑞々しく、まるで動いているかのように錯覚してしまいます。
少しくすみのある水色の壁紙も非常にマッチしています♪
ちなみに15作のうち何と3作が日本所蔵なんです!!
挙げておきますと…
・DIC川村記念美術館(千葉)
・アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)(東京)
これは皆さん何度でも会いに行かないとです!!
企画展に目がいきがちですが、常設展も侮っちゃいけません!
しかも案外空いていることの方が多いのです…
じっくりたっぷり向き合えるはず!