ARTIST'S FAIR KYOTO2022

少し前のことになりますが、3月に5回目の開催になるARTIST'S FAIR KYOTOに行ってきました。

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アートフェアは本来、美術商達が自分の取り扱っている作品の見本市を開くことなんですが、アーティストが企画から出品までを行うという新しい発想のもと、世界でも活躍中のアーティストや、そんな彼らから推薦を受けたり公募で勝ち抜いた新進気鋭の若手アーティストたちの作品が京都の街中で自分たちの世界を展開し、そして溶け合う面白いフェア、それがARTIST'S FAIRです!

Concept

伝統から革新を生み出してきた京都で「Art Singularity(アートシンギュラリティ)」をコンセプトに掲げ、アーティストが世界のマーケットを見据え、次の次元へと活躍の場を拡大するアートの特異点を目指します。

 

 

まず今回私が訪れた舞台はTHE KYOTOな清水寺

清水坂をのぼって景色がひらけたその先に、どどーんと見たこともない大きさのこけしちゃんが横たわって道をふさいでいます!

GANTZ…!?

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yotta

しかもなんとこの子可愛い~声で「おなかすいた~」とか鼻歌歌ったりします突然。笑

アーティストフェア期間中だとは知らずに来た参拝客の皆さんはかなり何事!?っとざわついていました。笑

そりゃそうですよね。知っててもびっくりしましたから。

 

しかも巨大こけしにお出迎えいただいたあとは超未来的な狛犬…が!

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ヤノベケンジ

ギラッギラに睨みきかせまくっています。

梵字風の模様もみえますね。なかなかに固定概念ぶっつぶしてくるお二方に痺れます!

 

ヤノベケンジさんは後でも登場しますがShip’s Catシリーズでもお馴染みのアーティストで、国内外で活躍中の彼は現在京都造形芸術大学教授でありウルトラファクトリーディレクターでもあります。

 

さあさあここからチケット必要ゾーンです

てかこの2作品はフリーで会えてしまっていたわけです。すごい。

 

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鬼頭健吾

成就院にはたくさんの作品があらゆるところに展示されていてそれぞれに調和しあっていました。

こちらの鬼頭健吾さんは私が好きな現代アーティストで、前回藤井大丸のエントランスにてカラフルなフラフープでの作品があったんですがやはり今回も同じ作者のにおいを感じます^^

 

今回のは開店祝いとかで見かける花輪っぽいですよね。

 

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左:名和晃平
右:矢津吉隆

彫刻家の概念を覆してくる作品。

よくよく見ると木目が浮き上がって見えてきます!

 

「Sleeping Museヤノベケンジ


ヤノベケンジさんのShip’s Cat 旅の守り猫シリーズです

最近では中之島美術館の入り口にあるShip’s Catが有名なんじゃないでしょうか?

ちなみにある時、出掛けた先々で出会うことばかりでびっくりでした笑

守られていたのか…な

 

「-niwa-2021 水(櫛田川) 鶴田憲次」

これすごくないですか?

写真で写すと余計に水にしか見えないんです!

どの角度からみても水面が反射してきらきら光っているように見えてしまう…

 

他にもたくさんの作品がありましたが、とりあえず印象的だったものを挙げてみました。

 

ここから世界に羽ばたいていったアーティストたちも沢山おられます。

そしてそんな彼らの活動もARTIST'S FAIR KYOTOではその後も追って紹介されているところに愛を感じますよね!!

 

ぜひぜひ皆さんまた開催の際には行ってみてください!

実際に京都の日常やお寺で体感する今を生きるアーティストたちの作品、本当に素晴らしくそして面白いですよ♪

 

artists-fair.kyoto

↑こちらのHPにある3D ARCHIVEから

今も展示の様子を歩いているかのように見れますよ!

加藤泉

 

全てが絶妙なこのかわいい子で今回はさようなら~!