庵野秀明展【あべのハルカス美術館】
ついに念願の庵野秀明展!!!
時間に余裕を持ってくるようにと美術館側もおすすめされていたのですが期待を超えるとてつもなく膨大な展示量でした…!!
展示内容は、庵野さんの過去、現在、未来で大きく分けられており、章としては5章に区切られています。
1章「原点、或いは呪縛」
2章「夢中、或いは我儘」
3章「挑戦、或いは逃避」
4章「憧憬、そして再生」
5章「感謝、そして報恩」
作品は中学時代のものから始まります!
いや、そもそもメカに目覚めるきっかけとなったお母さんのミシンまで!
今展では写真禁止のマークがついてる作品と映像以外は写真OKでした。
過去ゾーンは「庵野をつくったもの」がテーマ。(1章)
仮面ライダーやウルトラマンや宇宙戦艦ヤマト、機動戦士ガンダム、サンダーバード55などなど、庵野さんが小さい頃から影響を受けたその当時のアニメーションにまつわる貴重な品々。中は見れないですが、漫画コーナーも^^
現在ゾーンは、「庵野がつくったもの」がテーマ。(2,3章)
中学生の時の油彩画や、粘土作品の賞状などもあったんですが、やっぱり上手かったんだなあと。
しかもこれなんて既にエヴァのインパクト的な匂いを感じません?
そして高校生の時に買った8ミリカメラでの映画撮影作品!
これがまた面白くて(笑)
今でこそ動画編集なんて比較的簡単にできる世の中になってきましたが、当時のしかも高校生でここまで出来ちゃうって凄いな…と。
今展には映像の展示も非常に多く、原画の草案やコンテと出来上がった作品を見比べることができちゃう贅沢さ!
ぜひ皆さんにも味わってほしい…!!
大阪芸術大学の学生だった庵野さんは、DAIKONⅢ(日本SF大会第20回)にてオープニングアニメーションなる短編映像を企画し上映、するとそのクオリティの高さに場は騒然とし、そこから一気にプロとして駆け登ることに!
まずは私も大好き「超時空要塞マクロス」に参加、そしてこちらも大好きな「風の谷のナウシカ」にて巨神兵や爆発シーンを、
そこから「王立宇宙軍オネアミスの翼」でメカニック作画を担当し、「トップを狙え!」で監督につきます。
それから初のテレビシリーズとして「ふしぎの海のナディア」!
こちらも個人的に思い出深い作品!懐かしい〜
さあさあやってきました!
ここから「新世紀エヴァンゲリオン」テレビシリーズ開始!
尊い…!尊くてどれも面白いものばかり…!
こんなに設定とか細かく決められてたなんてと脱帽ですし、これを映像にした皆様も凄すぎる…
有名なこの歌詞の、”少年よ神話になーれー!”の神話の部分、初めは凶器だったようですね…笑
私も今日初めて知ったんですが、それこそ小さい頃からずっと見てたセーラームーン!
そのセーラーネプチューンとウラヌスの変身シーンも何と庵野さんが担当していたそう…!!
思わずずっと懐かしいシーンの映像に魅入っちゃいました。
そして懐かしきキューティーハニー(映画版)!
日本沈没、シン・ゴジラがあって、エヴァの劇場版がここで登場。そしてシン・エヴァンゲリオン劇場版!
にしても色々手掛けてはったんだなあと、改めてこうして並べられると尊敬しかないです…
ありがとうでしかないですね。
そして最後の未来のゾーンは「そして、これからつくるもの」
シン・ウルトラマン(2022年5月13日公開予定)
シン・仮面ライダー(2023年3月公開予定)
デザイン案も展示されていましたが、こちらもどう映画では進化しているのかもお楽しみポイントになりますね!
見なきゃです!もうすぐだ!
いやーーーーーートータル4000点を超える展示でした!
完全にキャパオーバーです笑笑
完全に庵野さんに呑み込まれますね。
庵野さんの脳内で広がる自由なデザインや細かな設定を形にし、自問自答をも文字にしてあったり、作画担当の人たちに渡すために書かれたちょっとしたひと言にも愛が溢れていました。
それは、作品に対してへも向けられ、そしてチームのメンバーに対してへも存分に向けられているなあと。
それが大量にある、パワーで溢れる空間^^
根詰めて見るとバテちゃいますからね!笑
お客さんたちも皆、静かに興奮しているのが伝わってきてそこもニヤニヤポイントでした♪
あべのハルカス美術館
2022年4月16日(土)〜6月19日(日)まで
※4/18(月),5/9(月)は休館日です!
火〜金:10:00-20:00
月土日祝:10:00-18:00
事前にオンラインチケット買っておくのがおすすめです!